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Firefox の安定高速化 2017

以前に書いた「Firefox の安定高速化 2013」から約4年が経過し現状に合わなくなってきたところもあるので2017年版を書きました。

なお本文は Firefox 51 時点の内容となりますのであしからず。

◆設定の変更方法

Firefox のロケーションバー(アドレスバー)に「about:config」を入力し、詳細設定を開きます、検索フィルタに編集したい項目を入力すると必要項目だけ表示されるので活用しましょう。
変更したい項目を右クリックして「値の変更」で数値を変更できます。
元に戻したい場合は元に戻したい項目を右クリックして「リセット」で数値を初期値に戻せます。

初期値 : Firefox 51 の初期値。問題ないならこのままで
推奨値 : 今現在の一般的な値。
参考値 : 私個人が使用している値。参考程度にどうぞ。

 

network.http.max-connections

Firefox が行えるHTTP通信の最大接続総数
初期値は 900 で 1 から 65535 までの数値を設定できます。
ネットワーク環境が弱い場合などに値を下げることで安定性が増す場合もありますが、特に問題がなければ初期値のままで大丈夫です。

初期値 : 900
推奨値 : 24 ~ 900 (環境によって異なる)
参考値 : 900

 

network.http.max-connections-per-server

1つのサーバーに対する最大接続数
Firefox 17 以降はソースコードから削除され何の効果もありません。
現在でも都市伝説的に「設定したら早くなった!」等の報告が後を絶ちませんが、プラシーボ効果(思い込み、勘違い)です。

初期値 : なし
推奨値 : なし
参考値 : なし

 

network.http.max-persistent-connections-per-proxy

1つのプロクシサーバーに対する持続の最大数
プロクシサーバーを使わないのであれば初期値で問題ありませんが、使うのであれば低めの数値に設定したほうが速度は落ちますが安定しやすくなります。

初期値 : 32
推奨値 : 4 ~ 32 (環境によって異なる)
参考値 : 12

 

network.http.max-persistent-connections-per-server

1つのサーバーに対する永続的な最大同時接続数
概ね主要なブラウザ(Internet Explorer 8 以降, Chrome, Safari, Opera)では同時接続数は 6 が使用されています。
この数値を増やすことで一部のサイトで表示が速くなるメリットがありますが、デメリットとして通信エラーなどの読み込みトラブルが増加し、CPUや通信の負荷が高くなります。
また接続先のサーバーや他のネットユーザーに迷惑をかける行為なので、特に問題なければ初期値のまま使用して、もし変更する場合でも推奨値の範囲内にしておいたほうがいいでしょう。

初期値 : 6
推奨値 : 4 ~ 10
参考値 : 6

network.dns.disableIPv6

IPv6 の無効化
初期状態では IPv6 を使用するようになっていますが、設定を true に変更することで IPv6 の使用を無効化(停止)できます。
IPv6 に対応していないネット環境や低スペックPCでは IPv6 を停止させたほうが動作が軽くなることがあります。
また、一部のプロバイダでは IPv6 を使用することで回線速度が速くなるサービスを行っている所もあるそうです、一度プロバイダのサービスを確認してみることをお勧めします。

初期値 : false
参考値 : false

 

◆備考・感想

前回の記事から約4年が経過し、Firefox も様々な変更が加わり昔のように設定をいじってあーだこーだやる必要はほとんどありません。
余程劣悪なネット環境や低スペックPCでもない限りは、初期設定のまま使ったほうが早いですし安定しています。

2017/08/11 一部修正

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